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春彼岸は自然をたたえ生物を愛しむ日

2019-03-15
まもなくお彼岸の時期になります。彼岸とは国民の休日「春分の日・秋分の日」を中日として前後3日間の期間ですが、昭和23年制定の「祝日法」によれば、「春分の日」は自然を讃え生物を愛しむ日、「秋分の日」は先祖を尊び亡くなった人々を慕う日です。一般的にはどちらの彼岸もお墓参りをする日になっています。今年の冬は本当に暖かい日が多く、1月.2月なのにまるで春が来たような暖かい日が多くありましたね。こんなに暖かいと気になるのがお墓の草の生育状況。いつもなら寒い時期を乗り越えたばかりで新芽はまだまだ土や砂利の下だけれど、こうも暖かいとひょっこり顔を出している気がしてなりません。土筆や新芽がひょっこり顔を出している様は春を感じる素敵な一コマですが、このひょっこり草がかなり手ごわいのです。
しっかり出ていれば根ごとごっそり取れるのですが、ひょっこりではまだひっぱれない。でも気になる・・・。皆さんお墓参りに行く前には鎌と軍手を持って、膝を付いて汚れる覚悟で臨みましょうね。綺麗に掃除されたお墓でご先祖様と共に春を感じてください。
ところで皆さんは、お墓参りはどなたと行きますか?家族みんなでワイワイと?兄弟だけで?いやいや一人で行くことが多いかしら・・前回号でも触れましたが「子供たちに迷惑をかけたくない」の思い込みをされている方がまだいらっしゃるなら、すぐにその気持ちを捨ててください。連れって行ってもらえない事こそが迷惑です。お墓参りに行けることが生きている私たちにとってどんなにプラスになることか。
“孫が小さいから連れていくのが大変”な時期からどんどん誘って連れ出してください。小さい内が肝心です。はじめは小石を拾うのが楽しくて、そのうち草をむしり、あっという間に手を合わせられるようになります。1歳の息子はお仏壇とお墓が大好きです。(お仏壇はおりんと木魚を楽器だと思っています(笑)お墓は小石の砂場です(笑)が、お参りの時には手を合わせます)成人してお墓から離れる時期もあるでしょう。しかしちょっと悩みがあるときにお墓に相談に来るようになります。お墓とはそういう場所なんです。おじいちゃんおばあちゃんや両親に話したい事を話すことで自分の頭の中が整理されて悩みが解決する。気持ちが晴れやかになる。神社やお寺よりも強力なパワースポットです。世の中で成功している人はお墓参りを欠かさないと言います。お墓のすごさを身をもって感じているのだと思います。
小さい頃に両親や祖父母から連れて来てもらえたからこそ得られる機会です。今からでも遅くありません。今年は子供さんお孫さんの為に一緒にお墓参りに行って下さい!!
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