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ニュースレター

今年こそはやるやる詐欺の卒業

2019-02-15
一昨年の8月に立ち上げていた事務所に専念し始めて約ひと月。段ボール箱に囲まれ、デスクの上は書類だらけで落ち着かない毎日からやっと解放されました。とは言え片づけをしたのはほどんどが主人。「きれいになってやっと仕事がしやすくなったね」と言うとすかさず「片づけたのはほどんど俺やけどな」・・・その通りで反論する言葉も無い。その主人に初めて言われた言葉で印象深いのが‘やるやる詐欺’
主人:「〇〇やらなあかんなぁ」
私:「そうやね、やっとくわ」
主人:「どうせまたやるやる詐欺やろ」
私:「やるやる詐欺??」
主人:「やるやるって言ってなかなかやらへんやん。」
私:「確かに!やるつもりはあるけどなかなかやらない。その通り!」と
上手いこと言うなぁと妙に納得したのが1年前でさすがにそろそろ‘やるやる詐欺’は卒業したいので頑張ってみようと思います。
ニュースレターは今月から始めたので、まずは終活相談所を立ち上げた経緯を説明します。
そもそも私の実家は石材店で20代前半から家業を手伝い、いずれは両親の後を継いで等と気軽に考えていました。石材店の仕事はお墓を作りたい方の相談に乗り、お手伝いすることでした。
10年ほど前までは当たり前のように故人のためにお墓を作りたいと相談に来られ、完成した時には「おかげ様で良いお墓が出来て落ち着きました」とおっしゃって下さるお客様がほどんどでしたが、時代と共に「跡継ぎもわからんし、安いお墓何でもよいわ」「子供に迷惑かけたくないからお墓作るか悩んでる」「お墓作ってもらったけど片づけたい」との声が増えてくるようになりました。
賛否両論あるかとは思いますが、石屋目線で申し上げれば、お墓の値段が高い安いは関係なく、たくさんお参りするお墓が一番素晴らしいお墓です。が・・・こだわりなく安い値段で作ったお墓をはたして大切にするのでしょうか?こだわりを持って作り、少しばかり奮発したお墓の方が大切にしませんか?ちょっと奮発して買ったコート今でも大切に着てませんか?「子供に迷惑かけたくない。」よく聞く言葉ですが何が迷惑なのでしょうか?墓地を探し、お墓を作ってくれる事ほどありがたいことはありません。入るお墓が無い事のほうがよっぽど迷惑です。最近ではお子さん、お孫さんまでいらっしゃるのに、せっかくあるお墓を片づけてしまう方も増えています。亡くなる度に個人個人で永代供養しますとおっしゃいますが、家族みんながバラバラな上に費用もかかります。これらはご相談内容のごく一部ですが、お客様の対応を続けるうちに、もっとじっくりお話をうかがい、本来のお墓の意味を知っていただく必要性を強く感じたのです。
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